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畳の豆知識

2017年4月28日

畳のサイズの違いについて

畳のサイズが地域によって異なることをご存知でしょうか。
最も大きいのが1909㎜×954㎜の京間で、これは主に関西をはじめとして中国、四国、九州の西日本でよく用いられている畳です。次に大きいのが愛知、三重、福井、岐阜などでよく用いられている中京間でサイズは1820㎜×910㎜、最も小さいのが関東地方などで用いられている江戸間でサイズは1757㎜×879㎜です。

このように地域によって畳のサイズが異なっているのは各地域の家の建て方に原因があります。関西では昔畳のサイズを元にして家を建てていましたが関東では逆に家を建ててからそれに合うような畳をあとから設置するという方法をとっていました。その場合柱と柱の間の寸法に合うように畳を制作したため柱の寸法の分だけ畳が小さくなったのではと考えられています。

ちなみに畳のサイズは3種類なのですが畳にはるゴザのサイズは江戸間と京間の2種類のみです。中京間には江戸間用のゴザが用いられます。


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2017年2月23日

畳の縁を踏んではいけないのはなぜ?

日本では昔から襖や障子、引き戸などの敷居とともに畳の縁も踏んではいけないと言われてきました。ではなぜ畳の縁を踏んではいけないと言われるようになったのでしょうか。
それにはいくつか理由があるようです。

まず理由の一つは家やその家に住む人を尊重するため、ということが言われています。
畳の縁には家紋が入れられることが多く、その箇所は家の格式を象徴するものとなっているのです。そのため畳の縁を踏むことはその家に住む人やその家の先祖の顔を踏みつけることと同じでとても失礼なこととと考えられてきたのです。

次に、家を大事に扱うというという気持ちの表れであることも理由の一つと言われています。
畳の縁は高級な畳であればあるほど傷みやすい素材が使われることが多く、踏むことによって傷んでしまいます。そこでなるべく畳の縁は踏まないようにして畳を、ひいてはその家を大事に扱おうという気持ちから畳の縁は踏んではいけないと考えられてきたということです。

さらに、自分の身を守るための心構えという理由もあるようです。
戦国時代などでは忍者が床下などに忍び込み、畳の縁から刀で人を刺すこともあったため、そのような事態から身を守るために畳の縁は踏まず、下に忍んでいる者から刺されないようにするという意味合いがあったということのようです。

以上のように、畳の縁を踏んではいけないというしきたりにはきちんと理由があったのです。

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2017年2月 2日

畳の敷き方

畳の並びについて気にしたことはあるでしょうか。実は畳の敷き方にはいくつかルールがあります。江戸時代のころに決められ今も受け継がれている畳の敷き方が「祝儀敷き」と「不祝儀敷き」と呼ばれる敷き方です。

祝儀敷きは現在でも一般的なの敷き方で、畳を敷いた時に4枚の畳の角が一か所に集まらないような敷き方です。祝儀敷きはその名の通り祝い事などがあった際に行われてきました。

一方、不祝儀敷きは畳を平行に並べる敷き方で、このような並べ方をすると4枚の畳の角が十字に交わり四辻になるので縁起が悪いとされてきました。不祝儀敷きは葬儀などのように不幸があった際の畳の敷き方で、お寺などで行われています。

さらにこれら以外にもルールはあります。
歩きやすくするために部屋の入口に接する場所の畳は入り口に対して平行に敷かなければならないことや、上座になるため床の間の前の畳は床の間と平行にしなければならないことなどです。


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2017年1月12日

畳の傷みや汚れが気になる場合

畳を長い間使用していると汚れたり傷んだりしてきます。それらが気になる方のために上敷と呼ばれるものがあります。これは畳の上に敷くことによって日光で色やけしたり汚れが付着したりするのを防止するためのものですが、中には既についてしまった色やけや汚れを隠すために使用する人もいます。

しかし最近では畳の傷みや汚れを隠すために畳の上にカーペットや絨毯を敷く方もかなりいるようです。
基本的に畳の上にカーペットや絨毯を敷くのはダニやカビが発生する原因となってしまうためオススメできません。どうしても必要な場合は普段のお掃除をしっかりとしなければなりません。掃除機をしっかりかけるなどしてダニや、カビの原因となるホコリなどを念入りに除去するようにしましょう。

あと、湿気もカビの原因となるのでお掃除する際にカーペットをめくって風通しをしておくのがよいでしょう。

畳の上にカーペットや絨毯を敷くのは畳の寿命を縮めることにつながりますのでなるべく行わず、傷みや汚れが気になる場合は畳の上に渋紙などを敷いてその上に上敷を敷くなどして対処するようにしましょう。
そうすればきっと畳を長く使用することができるはずです。


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2017年1月10日

畳を作るための工法

を1枚完成させるための工法はいくつかあります。完成した畳は全て同じように見えるかもしれませんがそこに至る過程の工法により仕上がりに違いがでてきます。

まず、代表的な工法として板入れ畳があります。板入れ畳は畳の短い辺の側の縁に板が縫い込まれた畳のことをいいます。板を縫い込む理由は、畳表を縫い付ける際、稲藁でできた畳床を反らすことによって引っ張って縫い付けるのですが、そうすることによって框と呼ばれる畳の角に強い力がかかり、しだいに角が丸まってきたり長さが短くなってきたりします。それを防ぐために板を縫い込むのです。

この板入れの作業は熟練の技が必要で時間もかかるのでこの工法で作られた畳はかなり高額なものとなります。
ちなみに板入れ畳は京都府指定伝統工芸品である「京たたみ」を作る際に求められている工法で、畳製作技能士1級の試験内容にもなっています。


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2016年12月26日

畳は産地によって異なった特徴があります。

畳の表面に使用されている畳表は畳の顔とも呼べるものですが、この畳表は作られた産地によってそれぞれ異なった特徴がみられます。

まず国産の畳表の代表的な産地といえるのが熊本県で、そこで作られた畳表は国産畳表の大半を占めます。種類も豊富で、お手頃価格で購入できるものから高級品まで様々なものがあります。品質についても艶や織り具合、色味などかなり良質であることが特徴です。さらに耐久性にも定評があります。

次に有名なのが広島県産の畳表です。特に地元で育てられた地草を使用しているものは、素材があまり流通せず高級品として知られています。硬くて細く、美しい光沢が特徴の広島県産の畳表はその高い品質により昔から高級品として取り扱われており、かつては幕府や宮中への献上品になったこともあります。

あとは岡山県産の畳表も有名です。昔は大量に生産されていましたが工業が発達していくにつれて畳表の生産は徐々に縮小していき、現在はかなり少数となりました。しかしその品質は高く、イ草は少し太めで草の質にムラが少ないことからヤケムラが生じにくいのが特徴です。

京都のにしむら畳店では熊本県八代産の高級有機栽培畳表「熊優畳」を取り扱っております。畳の交換や表替えなどを検討されている方は京都のにしむら畳店にご相談ください。

2016年9月29日

畳は湿気が大敵

日本に古くからある建築物には、床下に通気口を設置してあることが多く、日常的に通気が行われるため湿気が自然に除去されやすく、結露やカビ、ダニなどに悩まされることもあまりありませんでした。しかし現在の住宅は気密性が高いものが多く、通気が満足に行われないため湿度の調整に特に気を使わなければなりません。
特に畳の上にカーペットを敷いているご家庭などは特に通気が悪くなっていると考えられますので、そのまま放っておくとシロアリなどの被害にあってしまう危険があります。

畳を湿気の被害から守るためには年に数回外に干すのが効果的です。快晴の日を選んで壁に立てかけておくなどして、最後に細い棒でパンパンと叩いてホコリを飛ばしておきましょう。もし干す場所がないなら畳と床の間に空き缶や瓶などを挟んで床と畳の間に風を通すという方法をとっても構いません。

京都のにしむら畳店では畳の乾燥・殺菌のサービスを行っております。また、防虫・防湿シートも取り扱っておりますので、畳替えをされるときにはぜひご注文下さい。

2016年9月28日

畳のお手入れ

最近では畳敷きの和室がある家が減ってきてほとんどの家の床はフローリングになっているようです。とはいえフローリングがメインの家でも畳敷きの和室が一部屋ある場合も多いのではないでしょうか。

ということは畳のことについてよく知っておく必要がまだあるということだと思います。例えば畳のお手入れ方法です。畳敷きの部屋が減ってきたこともあり、手入れ方法を知らないという方も多くいらっしゃると思います。

手入れ方法といっても難しいことではありません。まず掃除機をかけて乾拭きをするということが基本となってきます。掃除機をかける際は畳の目に沿って行うことを忘れずに。
そして週に数回は乾拭きをして汚れをふき取ります。水分が多すぎると畳に光沢がなくなってしまう危険がありますので注意しましょう。

その後晴の日はなるべく窓を開けて換気して畳を乾かし、湿度の高い日などは乾拭きをして湿気を取るようにしましょう。
普段の手入れとしては以上のようなことが挙げられます。ぜひやってみてください。

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2016年2月26日

龍鬢表

龍鬢表とは、普通の部屋ではなく床の間に設置するために作られた畳表のことをいいます。普通の部屋に使用する畳表と比較して黄色がかっており、幅広い畳目が特長です。また普通の畳表よりも縁が広くとってあり装飾的であることも特長の一つです。

龍鬢表には天日にさらさずに作る青龍鬢と天日にさらすことによって何度も乾燥、湿潤を行い色が渋茶色になった赤龍鬢の2種類があります。どちらにせよ龍鬢表は床の間に設置するもので、床の間は普段あまり人が入り込まない場所であることから、強度よりも外見の美しさが重視されます。

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2016年2月24日

板入れ

板入れとは、畳の角に板状の木材を縫い付けることをいいます。板入れを行うことによってイ草を編んだ畳表を取り付けるための土台である畳床の耐久性を高めることができ、また足で踏んだりすることで畳の角が丸まってしまい、変形してしまうことを防止することもできます。

板入れを行う際には藁部分と縫い付ける板状の木材との段差はなくさなければなりませんが、それを正確に行うためにはかなりの熟練した技術が必要となります。